MR認定試験の受験体験記|移動中にできるおすすめの勉強方法や試験当日に携帯すべき持ち物を紹介!

みなさん、こんにちは!

2022年12月11日、私は東京会場でMR認定試験を受験してきました。

今回の記事では、私が会場までの移動中に実践していた勉強方法あると便利な持ち物についてご紹介していきます。

 
この記事は、2022年12月17日に更新されています。

隙間時間を有効活用するための勉強方法

試験直前の隙間時間を有効活用することで、僅かでも点数アップを期待でき、試験に臨む際の自信に繋がります。

私は配属地が北海道だったため、試験会場である東京には電車、飛行機、空港での待ち時間を含めると5時間以上の移動時間がありました。

 
同じく長距離移動の方々、お疲れ様です!

ちなみに、第29回MR認定試験の会場は東京が練馬区にある武蔵大学、大阪では市内にある大阪工業大学でした。

 

電車や飛行機など移動時の勉強方法

私が実践していた勉強方法は、過去問や模試で間違えた問題の見直しです。

ただ、その問題全てを持ち歩くのは物理的に難しいので、私は一冊のノートにまとめてそれを携帯しました。

 
写真と一緒に紹介していくよ〜

もともとノートを作成していたわけではなく、下の写真のように間違えた問題を付箋に書き出し、いつでも見れるように壁にペタペタと貼っていました。

(付箋を壁に貼った状態)

これを試験の前々日くらいからノートに張り替えて持ち運ぶことにしました。

自分が間違えた=「苦手」な箇所をすぐに何度でも見返せるので、短い時間で効率的に復習をすることが可能でした。

(ノートに貼り替えたもの)

写真は医薬品情報の科目で使用していたメモの一例です。

見直した回数が分かるように、目を通して後は付箋に「正」と記録して数えていました。

 

同期や他社の友だちと気軽にできる勉強方法

同期や他社の友だちと問題を出し合うことでも学習が可能です。

多くの人が、一人で黙々と勉強を続けるのは苦痛だと感じることでしょう。zoomやLINE通話を利用してお互いに問題を出し合うことで、気分転換を図りながら気軽に勉強ができます。

 
一番のメリットは「楽しく」できることだよ!

ただ、この方法では新しい知識の習得というより、定着度を確認したり自分が分からない問題を発見するのに有効です。

上記の方法はあくまで補佐的なものであるため、やはり一人で学習して知識を整理する時間を多く取りましょう。

 

宿泊ホテルや試験直前にできる簡単な総復習

私の場合、テキストで読んだことや模試の復習を要点集に書き込んでいたので、宿泊ホテルと試験直前はこれを見直しました。

要点集の良いところは、重要事項に的を絞って記載がされているため視覚的にスッキリしている点です。

 
名前通り「要点」を押さえるのに適しているよ。

しかし、逆を言えばテキストに記載のある欄外の細かい部分などは省略されているので、要点集を全て覚えただけでは合格点に達するのは困難です。

(疾病と治療の要点集)

テキストの覚えきれていない部分や模試の間違いを書き込んでいたので、最初に紹介した付箋ノートと併用して活用しました。

赤文字になっているところをシートで隠すことが可能なので、ペンを使わなくとも学習ができます。

 

本番までにやっておけばよかったと後悔していること

総合的に点数の高かった同期に話を聞き、試験当日までに私もやっておけばよかったと勉強方法をご紹介します。

学習には人それぞれ適した進め方があると思うので、参考程度にしていただければと思います。

 
研修中におすすめの学習方法はこちらの記事で!

復習の際に活用できるノートを作成する

学習の早い段階からノートを取ることは有効な学習方法の一つだと思います。

しかし、学習内容の分量が多いため、すべての科目で満遍なくノートを取ることは困難で非効率です。

そこでおすすめなのが、確認テストや模試で間違えた問題とその周辺知識を自分なりにまとめることです。

(写真提供:私の同期)

点数の高かった同期に依頼したところ、ノートの写真を提供してくれました。模試の段階から常に得点率9割超えを維持し、本番の試験でも3科目とも9割近い点数を叩き出していました。

私が実践していた付箋メモと理由は同じですが、自分が苦手分野を瞬時に見直すことができるので、継続すると点数UPが図れます。

 

面倒がらずにコツコツと取り組める人におすすめだよ!

テキストを複数回にわたって通読する

試験はすべてテキストに記載のある問題しか出題されません。極論を言えば、テキストの隅から隅まで暗記してしまえば満点を取れる試験です。

しかし、実際には分量が多いことからもすべての暗記は不可能です。

試験対策を行なっている方の誰しも一度はテキストをきちんと通読するかと思いますが、2回目、3回目と繰り返し通読する方はあまり多くないのではないでしょうか?

 
時間が掛かるし面倒だと感じるのは仕方ないよね…。

ノートを取っていた同期とは別の人ですが、試験の1ヶ月くらい前からテキストの総復習を行い、模試の段階から点数が飛躍的にUPした人がいました。

欄外のグラフや表に記載のある細かい数字が問われる問題があるので、このような箇所でしっかり得点するにはテキストに戻って学習することが必要です。

 

完全攻略問題集を繰り返し解く

他社を含めて先輩におすすめの学習方法を尋ねると、問題をたくさん解くのが効果的だったという意見が多くありました。

薬ゼミやacmededといったオンライン・サービスもありますが、私が強く推奨するのが完全攻略問題集です。実際の試験問題に近い観点から問題が構成されていおり、基礎的な知識が定着しているかを確認することが可能です。

 
問題を解いてアウトプットをたくさんしよう!

医薬品情報、疾病と治療、MR総論で4冊のテキストがあるので、できるだけ早い段階から定期的に取り組むことが大切です。

問題の横に自己チェック欄があり、これを活用することで苦手や間違えた問題だけを後で復習できます。

 

試験当日にあると便利な持ち物3選

大学時代から複数の資格試験を受験してきた私ですが、MR認定試験の当日に用意しておくべきものを紹介します。

 

予備の筆記用具(鉛筆、消しゴム、替芯等)

筆記用具は予備も持参しましょう。移動中に紛失・破損してしまう可能性はゼロではありません。

試験中に筆記用具を落としてしまうケースも考えられます。

このようなことを想定するとキリがありませんが、筆記用具を余分に持っていく程度では負担が軽く、且つ安心材料になります。

(試験で使用した筆記用具)

上の写真は、私が試験時に実査使用していた筆記用具です。ここまで用意する必要はないかもしれませんが、ペン2本と消しゴム2個は最低でも用意しておくことをおすすめします。

 
試験中、床に落としてしまう可能性も考えられるからね。

シャーペンを1本しか持っておらず、試験中に芯が詰まって焦ったという話を同期から聞きました。

試験中に焦ってしまうと普段なら解ける問題も冷静さを欠いて解けなくなってしまうので、「備えあれば憂いなし」の入念に持ち物をチェックしましょう。

 

ひざ掛けなどの防寒対策グッズ

MR認定試験が実施されるのは1月なので、無地のひざ掛けを持参することをおすすめします。

試験会場は暖房が灯いている一方で足元が非常に冷えており、試験時間内にお手洗いに行きたくなってしまいました。

 
特に試験時間の長い「疾病と治療」は注意!

途中退室すると問題文が回収されてしまうので、自己採点ができなくなってしまいます。

特に「疾病と治療」は試験時間が120分で設定されているため、試験に集中するためにも体を冷やさない工夫が大切です。

 

昼食と休憩時間に食べられる軽食

お昼休憩が13時過ぎに1時間設けられていますが、集中して問題を解いていると小腹が空いてしまいます。

 

お腹が空くと集中力が削がれてしまうね…。

また、1時間の休憩でコンビニに買い物を行く時間が勿体無いと思っていたので、事前に昼食を購入して持参しました。昼食を済ませた後の時間は、ノートや要点集の見直しに活用しました。

糖分を摂取する意味でチョコを持参している人も多く見られました。

脳はグルコース(糖)をエネルギーとして活動しているので、効率的に糖分を摂取できる軽食はおすすめです。

 

余裕を持って行動し、試験に向けて体調管理を徹底しよう!

試験直前は何をしたらよいか分からず、不安になってしまう方もいるのではないかと思います。

しかし、どんなに勉強を頑張っていても試験を受けないことには合格はできません。万全の状態で試験に臨めるように体調管理を徹底し、時間に余裕を持って行動しましょう。

 
筆者は心配性だから、フライトの2時間前には空港に到着していたよ!

試験までに継続的に学習を行い、落ち着いて受験をすれば問題自体はそこまで難しくありません。

MRとして活動する上での第一関門ですが、皆さんが合格する一助になればと思い本記事を投稿しました。

現場での活動として並行して学習を進めるのは大変ですが、努力は必ず身を結ぶと信じ、他社を含めて同期と支え合いながら頑張ってください!

 
最後まで読んでくれてありがとう!