【社会人向け】公務員試験対策は通信講座がおすすめ!予備校選びの基準、通信講座ならではのメリットについて紹介します!

働きながら公務員試験対策の勉強を始めようと思い立った方が、まず悩むのがどのように学習を進めるべきかだと思います。

選択肢としては、予備校に通って講義を受ける、通信講座を利用する、独学で勉強することが考えられます。

 
自分に適した学習用法を見つけよう
私は親族に公務員がいるわけではなく、学生時代も受験を考えたことがなかったので、何も分からない状態からスタートしました。
本文では、受験を決意してからやるべきこと、社会人には通信講座がおすすめな理由を順番に解説していきます。
 

受験を決意したらやるべきこと5選

公務員試験の受験を決意してから本格的に勉強を始めるまでにやるべきことは、以下の通りです。

(勉強を始めるまでにやるべきこと)

  1. 第一志望と併願先を決める
  2. 予備校または独学で勉強するか検討する
  3. 受験日程を確認する
  4. 学習スケージュールを立てる
  5. 勉強に必要な物を購入する

1.第一志望と併願先を検討する

公務員試験の受験を決意する段階で、多くの方は「〇〇市役所」や「〇〇庁」に勤めたいと第一志望は決まっていると思います。

学習を無駄なくするにあたって、できる限り併願先も早期に検討することをおすすめします。

その理由としては、受験する機関・自治体によって専門試験の中で必要な科目が微妙に異なるからです。

 
まずは第一志望先を決めよう
第一志望の受験先を決めれば、自分がどの科目を勉強すればよいかが分かります。

併願先を検討する際に、その受験先で使用する科目で足りるのか、あるいはプラスで勉強する必要の科目があるのかを調べます。
特徴的な機関・自治体の受験科目としては、以下のようなものがあります。
(特徴的な出題科目)
  • 裁判所事務職→刑法
  • 労働基準監督官→労働法
  • 国税専門官→商法、会計学
  • 特別区・都庁→社会科学、自然科学
  • 国家総合職→国際法

そこの試験でしか出題されないような科目があるので、志望度に応じて併願先を決定しましょう。

 

重要な科目はどの試験種でも出題されると考えていいよ

2.予備校または独学で勉強するか検討する

それぞれの状況に応じて学習方法を検討しますが、結論として完全な独学は避けましょう。

筆記試験だけではなく、面接対策のことも見据えて予備校(通信含む)に通うことをおすすめします。

 
公務員試験は情報戦だよ
予備校に通うべき理由としては、以下のことが挙げられます。
(予備校に通うべき理由)
  1. 信頼できる情報を素早く入手できる
  2. 論文や履歴書などの添削をしてもらえる
  3. 面接対策ができる

ネット検索することでたくさんの情報が出てきますが、知識が少ない状態ではどれが正しいのか判断が難しいです。

また、論文や面接対策では第三者によって客観的に評価してもらうことが大切です。

独学では限界がある上に、校舎で面接対策を受けられることも予備校に通う大きなメリットです。

3.受験日程を確認する

第一志望先を決定したら、併願先を含めて受験日程を確認しましょう。

併願先と試験日が被らないようにすることや、本命の試験を受ける前に一つは併願先で経験を積めるとよいでしょう。

 
受験慣れしておくことをおすすめするよ
面接の日程は正確には直前期まで分からないので、まずは筆記試験の日程を優先的に確認してください。
面接の日程はおおよその期間は決まっていますが、筆記試験通過後に通知されるケースが多いです。

早いところでは3月から一次試験がスタートしています。
大きな変更があることは少ないですが、年度によって日程は異なるので公式サイトなどで必ずチェックしましょう。

4.学習スケージュールを立てる

日程を確認したら、試験日から逆算して学習スケジュールを考えます。

ご自身で考えるのはかなり大変なので、予備校のカリキュラムに複数の学習進度表が掲載されています。

 

入校した月に合わせた進度表を活用できるよ

厳密に従う必要はなく、「〇〇月にはどの科目がどれくらい理解できていればよいか」と大雑把に把握します。

社会人の場合は急な仕事の予定が入ってしまうことがあるので、予備日を設けると焦らずに済みます。

5.勉強に必要な物を購入する

勉強しているなかで必要と感じる物は増えていくかと思います。

予備校の教材以外ですぐに用意すべきものは、無地のノートです。

 
罫線が入っていないノートに慣れておこう
無地のノートが良い理由として、実際に受ける試験では問題文の余白で計算をする必要があるからです。
罫線のあるノートの方が綺麗に書きやすいかもしれませんが、本番を想定して無地でも図形や表を書けるように訓練できます。
 
定規を使わないように意識してみてね
私が使用していたのはトップバリューのノートです。
百均より安くページ数が多いので、学生でも気兼ねなく使用できるので本当におすすめです。

予備校選びの基準について

公務員試験対策を行なっている予備校はたくさんあります。

私は市役所で働いている知人に予備校選びについて話を聞くことができたので、その話を交えながら気にすべき基準をお伝えします。

(予備校選びの基準にすべきこと)

  1. 過去の合格実績を参考にする
  2. 予備校によっては特化したコースがある
  3. 自宅から通いやすい立地にあるか
 
受講料だけ見て予備校を選ばないようにしよう〜

過去の合格実績を参考にする

予備校の公式サイトを見ると、過去の合格実績が掲載されています。

単に合格者に人数が多ければ良いというわけではありませんが、それだけのノウハウと情報を持っていることが推測できます。

 

予備校によっては特化したコースがある

予備校によって力を入れている試験種が異なり、なかには一つの機関・自治体に特化しているところもあります。

私は公安職を受験していませんが、東京消防庁に特化している予備校を一つの例として紹介します。

 
 
 
 
 
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口コミを参考にしたり、身近に公務員試験経験者がいればその人からアドバイスをもらえると有益です。

予備校が作成している独自教材は見やすいものが多かったので、書店で教材を見て比較することも検討しましょう。

 

教材との相性は理解度に大きく関わるよ

自宅から通いやすい立地にあるか

「通信講座をおすすめしている記事なのに立地?」と思った方は鋭いです。

立地を重視する理由として、カウンセリングや面接対策は対面で行うべきであると考えるからです。

 
筆者は自宅から予備校まで徒歩40分くらいだったよ

オンラインで面接練習をすることも可能ですが、実際の試験では対面であることが多く、本番と同じ形式に慣れておく必要があります。

また、忙しい社会人だからこそ通学に掛かる時間はできる限り短くしたいものです。

面接対策や模擬試験の受験を前提にすると、やはり自宅から通いやすいところが便利です。

 

社会人には通信講座がおすすめ

社会人には通信講座がおすすめな理由として、以下のものが挙げられます。

(通信講座がおすすめな理由)

  1. 自分のペースで学習が進められる
  2. 苦手分野を何度も見返すことができる
  3. 面接対策などは通学生と同様のサービスを受けられる

 

1.自分のペースで学習が進められる

通信講座であれば自分のペースで受講できるので、仕事の都合を考慮しながらの勉強が可能です。

働きながら教室に通うのは現実的ではないので、社会人の方はまずは通信講座を検討してみてください。

 
仕事を続けながら対策が可能だよ!
基本的には録画された動画を視聴するので、理解度が早ければ倍速にして学習することで時短につながります。
これも忙しい社会人にとって効率的に学習する手段の一つだと思います。
 
筆者は1.6倍速で講義を視聴していたよ

2.苦手分野を何度も見返すことができる

通信講座の場合、録画された動画を視聴して学習するので何度でも復習ができます。

自分の苦手な科目や単元があれば、動画のその部分だけを繰り返し観て理解を深めましょう。

 
通勤中に音声だけで聴き流す使い方もあるよ

公務員試験はかなり長期的な対策が必要なので、初期に学んだことを忘れてしまうことだってあります。

受講期間中であればいつでも講義を見返せるので、これも通信講座の大きなメリットと言えるでしょう。

 

3.面接対策などは通学生と同様のサービスを受けられる

受講しているコースによって異なりますが、基本的には通学生と同様のサービスを受けられます。

講義で分からないことがあればメールで質問できたり、模擬試験の受験、対面での面接対策など、予備校の強みをフル活用できました。

 
講座のサービス内容をしっかり確認してね
以上のような理由から、自己管理がしっかりできる方に対しては個人的には通信講座を強くおすすめします。